02/08 (Fri) ｢ヨダレがでる日々｣

少し早めに稽古が終りました。

最寄駅からまっすぐ家には帰らず、本屋へ。

昨日の日記に書いた映画の原作文庫本を買ってしまいました。

読んでる暇ないだろう。

そうだ、その通りだ。

いや、電車の中で本を読むのはちょっとした楽しみなんです。

ちょっとだ、いいじゃないか。

自宅では読みません。

電車での読書は、私にとって特別なんです。

学生時代、自転車通学だった私は電車やバスで通学する人に憧れました。

期末テストの朝なんかに、

「私、日本史は一夜漬けと電車でコレ見てきただけだよー。マジやばいってー」

なんて言いながらテキストを手にする友人が、ヨダレが出るほど羨ましく思えました。

だから、電車内での読書と言うのは、特別なんです。

贅沢している感じ。

普段はバイト先の駅までたった三駅ですから、読んでる暇も無い。

このところは働きすぎで、そんな寸暇をも惜しんで睡眠をむさぼる日々でした。

たとえヨダレが出ても、これはいいヨダレじゃないな。

うんざりする。

電車読書は、心に余裕が戻ってきた証拠かもしれない。

ヨダレが出るほど楽しい。

今年も二兎社の稽古場に通えて、よかったんだろうな。

そんな稽古場の様子は、「日刊 歌わせたい男たち」に書いてます。

今日は、歌唱指導の先生が来ましたよ。

 

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