01/30 (Sat) ｢厄払い行きました｣

ああ、日付変わっちゃった……。

２９日のことを書きます。

ことのおこりは、先日の母からの電話です。

「あんた、厄年だがね」と。

厄払いに行けと言うことなんですが、周囲に厄払い経験者がほとんどいなくて……。

月影姉さんは「役者は役（厄）がつかなくなるから行くな」と言われたが、行ったらしい。

姉さんから聞くと、それはただの迷信だと証明された気がしたので、やっぱり行くことにしました。

東京の人からいろんな神社を提案されましたが、沼袋に氷川神社があったのを思い出し昼間チャリンコで行ってきました。

看板で一応確認したけど、やっぱり厄年ですね。



ふむ、前厄か……ご、五千円からなんだ！

すると不思議不思議、イマイチ実感のない厄よりも５千円支払うこと自体が厄介ごとに思えてきちゃうんだなぁ。

神社横の事務所を訪ね、宮司さんの指示に従い封筒に住所，名前，生年月日等を記入し、５千円を入れて提出。

するとすぐに神前ていうのかな、そちらへ案内をされてお祓いが始まりました。

ラッキーなことにマンツーマンでした。

団体だと払ったはずの他人の厄をもらってしまうとかで、友人同士で恋愛のお祓いを受けた後、泥沼恋愛に発展したと聞いたことがあるんです。

だから、一人で受けたかったの。

団体でもマンツーマンでも５千円か……。

ありがたいお祓いの最中に若干必死に５千円の価値を見出だそうとしている自分て、体の割に小さい。

何より、罰当たりですよねぇ。

宮司様！降りかかる厄よりも、オラの腹にいる邪を追い払ってくだせぇ……って思いました。

しかしね、神社でお祓いしていただくと、なにかスーッと清んだ気分になりました。

腹の中の邪も払われたんだろうか。

能舞台に立ったときみたいな、背筋が伸びるような気分。

お祓いのあと、宮司さんからお札やお守りを頂き、奉りかたのご指導を受けました。

自分の小ささを思い知りつつ、いい経験ができました。

来年まで大切にして、お札返しに来ようっと。