05/03 (Sat) ｢街角グローバル｣

セブンイレブンで買物をしたら、

「●●●円でごじゃいます」

とクールな顔で言われました。

名札を見ると、中国人のようでした。

日本にやってきて、日本語で接客できると言うことは、私よりずっと頭がいいというか、ちゃんとお勉強してきたに違いないのだけれど。

「あなたすましているけれど……うふふ、かわいい」という気持で、笑ってしまう。

笑い気味の緩んだ顔で彼女の差し出す袋を「ありがとう」と受け取ったら、彼女もニコッとしました。

なんだか、直してあげたくなりました。

「ございます」は日本語の中で割りと基本的に良く使う丁寧語なので、これの発音がちゃんと言えると、相当話せる人に見えるでしょう。

日本語の訛り方って、お国柄や日本での経験が現れるのでしょうね。

先日のラズカルズの公演で、劇場入りした後にエダちゃんと中野のブロードウェイに買物に行きました。

安い洋服や装飾品のお店でフィリピンっぽい感じの女の子が働いていました。

以前にここに書いた、スーツ上下で９９７円のお店です。

エダちゃんが商品を差し出し、「とっても安いね」と話しかけると、

「アリガトゴザイマスゥ」

とイメージ的には、カタカナな話し方で独特の語尾の伸ばし方のお返事が返ってきました。

１０５円の買物に「ごめんね、千円札でもいいかなぁ？」とお札を差し出すと、それまでずーっとカタカナな日本語でお話していたのに、

「ハイ、千円札お預かり致します」

と、そこだけ漢字を含んだ完璧な日本語だったので、笑いそうになってしまいました。

販売のお仕事を一生懸命やってきた証拠なんでしょうね。

 

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