09/27 (Thu) ｢9/27（木） 恥を承知で｣

今日、TVをつけっ放しでパソコンに向っていました。

ニュースが流れていたのを、無視しました。

それでも耳に残ったのは、「ミャンマーで少女を大量拘束」という言葉。

……頭の中で反芻してみたけれど理解できず。

だって、次回公演のこと考えてたんだもの、耳にも頭にもすんなり入ってこなかったんですよ。

え？え？と顔を上げたら、ニュースは終っていました。

ミャンマーで一体何が。。大勢の少女が一体何したというのだ？なんて思ってました。

それから、ゆっくりTVとネットでニュースを見ました。

「ミャンマーで僧侶を大量拘束」だったのですね。

恥ずかしいことに、どちらにせよ、私はよくわかっていなかったんです。

ミャンマーで何が起こっているのか。

イラクの時と同じだ、恥ずかしい。

アウンサンスーチーという人がどういう人で、今どのような状況なのかも今更知りました。

名前と顔は知っていたんですけどね。

聞き間違いよりたちが悪いような気がします。

ごめんなさい。

ニュース見ろよな。

国名は元々ビルマだったんすよね。

今日の成果をまとめると。

ネ・ウィンという人が軍事クーデターを起して政権を奪取してから憲法停止・政党禁止・国会解散をさせて鎖国に近い外交政策を行ったために、国連から最貧国 (LLDC)の認定を受けるほど貧しくなってしまったそうです。

むちゃくちゃだ。

さすがに国民の批判が高まってネ・ウィンは辞任に追い込まれたんだけど、彼の影響力は根強くて、軍は学生・労働者・市民のゼネストとデモを徹底的に弾圧して、ソオ・マウンを中心とした軍事政権を成立させてしまった。

そこで立ち上がったのがアウンサンスーチーさん中心の「国民民主連盟」（NLD)。

民主化を訴えたNLDが1990年 の総選挙で485議席中 392議席を獲得して圧勝したのに、軍事政権は憲法の未整備などを理由に国会を開会せず、NLDを始めとする民主化勢力への逮捕、拘束を続けたんだそうです。

つまり、軍事政権は決めたことを全部無視して政権に居座ったわけだ。

これによって、５人以上の集会が法律で禁じられたり、政治的に危険と判断される人物への予備拘禁、裁判無しでの勾留が合法化されるなど、国際的に人権の蹂躙と非難を浴びる諸政策を軍事政権は打ち出し、獄中死する政治犯もたくさんいるとか。

91年にノ－ベル平和賞を受賞したアウンサンスーチーさんも1989年から国家防御法というので自宅軟禁。

そのために授賞式にも出席できなかったんです。

一時の中断を経て、現在も移動や外部との接触禁止など実質的軟禁状態は続いていて、激しい弾圧の下におかれているっていうから、ものすごい期間ですよね。

ノ－ベル平和賞を受賞した人がこれほどの目にあっているのに、何年も開放してあげられないなんてちっとも平和じゃない。

その前に助けられないのかななんて、単純な思考ですね。。

賞を贈ると言うことが彼女の活動を世界が支持しているということになるんですよね。

そして、もっと関心を持って生きなくてはいけないな。

先ほど最も驚いたのは、日本が人道的な利用のためにと送る政府開発援助で、どうやら軍事政府は武器を購入しているっていう話。

私たちはどうしたらいいのだろ。

 ここまで書いて読み返すと、中学生のような文章で恥ずかしい。

恥ずかしいけれど、仕方が無い。

恥をさらして、平和を祈りたい。

 

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