03/19 (Fri) ｢大人｣

朝、コーヒーを出すバイトをしています。

モーニングセットが欲しいと言うお客さんに、トーストのＡセットかホットドックのＢセットか希望を聞くと、

「Ａでいいや」

と返される。

飲み物は何が希望かと尋ねれば、

「ホットコーヒーでいいや」

ときたので、ブレンドかアメリカンかどちらにするかと聞くと、

「うーん、ブレンドでいいや」

とか言われ、非常に気分が悪い。

私はＡでもＢでも構わないし、コーヒーしか出せないわけじゃないし、ましてやブレンドでもアメリカンでもこだわりはない。

「でいいや」って何よ。

誰に遠慮してんだか、何故の妥協なのか、さっぱりわからない。

私は国語に長けた人間とは言えませんが、「でいいや」はおかしいと思う。

そもそも、この店に入ること自体が何かしらの妥協の末のことであれば、確かに「でいいや」かもしれない。

例えば、本当なら和定食が食べたかったが近隣に店がないために仕方なくウチに入ったとか。

どうせ和食が食べられないならＡでいいや、といった具合に。

でも、それって、素直に心情出しすぎちゃいませんか。

喫茶店に入ると決めたところで、そのくらいの気持ちの整理しましょうよ。

だいたい５０～６０台に多く見られる。

総じて皆さんがそうとは思わないけど、日本語の乱れを嘆きがちな世代にも乱れた人はたくさんいます。

嘆きの対象となる我々世代を育てた人たちですものね。

さらに年代的にか知らないが、遠慮がない。

だから平気で「でいいや」なんて言うんだと思う。

ああいう大人にはならないぞと思いながら、自分にもその兆しを感じて、こんなこと書いてみました。