02/06 (Fri) ｢正しい人｣

夕方まで月影姉さんとメールを送りっこしとりました。

日本を離れると言うので淋しがったら、出国ギリギリまでメールで相手をしてくれました。

ギリギリのギリまで。

ホント、東京のお姉ちゃんだなぁ。

そんなことを思いながら携帯の画面を見てビックリ。

今日は田舎に住む実の姉の誕生日ではないか。

お姉、ごめんよ。

急いでおめでとうメールをしました。

二人目がお腹にいて不安定な体調であるため、里帰りしている実家で迎えた誕生日は母の豚汁でいつもの夕飯だったと返事が来ました。

でも、甥っ子（息子）と母がお祝いに歌ってくれたそうな。

それってお祝いじゃーんと返してやった。

十分お祝いです。

お姉もわかっててそういうメールを打っていることはわかっている。

私の姉は、正しい人です。

皮肉も尊敬も愛情も込み込みでの見解です。

姉妹ってそんなものでしょう。

一緒に食事に出れば、私がお金を払ったことは一度もないんですよね。

高い食事をご馳走してくれるわけではないけれど、そういう問題じゃないわけ。

きまじめにお姉ちゃんでいてくれる。

だから、よく怒られもするんですよね。

写真は、私が高校生でお姉が短大くらいの時にバイト代でご馳走してくれたびっくりドンキーのハンバーグ。



自転車で行ける場所にあるのを見つけ、懐かしくて今夜食べてきました。

あの時、あれほど美味しかったのは何故だろう。

まあわかってますけど。

私の姉は、正しい人です。

高校生の時、私は父の知り合いの喫茶店でバイトをしていました。

お手伝いをしてお駄賃を貰う程度ですが。

ある日のこと、夕飯が待てずに学校帰りに買ったお菓子を食べながら夕方のアニメを見ていたら、叱られました。

私、バイト代をいつもお菓子に注ぎ込むようなことはしていませんよ。

その日はたまたまです。

田舎の高校生ですから、遊びに使うでもないし、また更に親に小遣いをねだるような高校生でもなかったですし。

堅実に貯金してましたよ、三年間で２０万貯めたんだから。

姉に無駄使いと叱られるいわれはないわけです。

しかし、その日の発言は私が覚えている姉の明言集の中でもかなりの秀作。

「あんたはね、お金払って太ろうとしてるんだよ！バカだねぇ」

私の姉は、正しい人でしょ？